保護者目線での合格体験記 「親子共々、伴走していただきました!」K様(R6年合格)

私とシナプスとの出会いは、今から3年4ヶ月前。長女が中3の11月末のことでした。

当時、某有名進学塾へ通っていた長女ですが、成績は伸び悩み低空飛行。高校入試が刻一刻と近付く中で、1クラス30人近くで行われている指導に違和感をもち始めていました。学校での一斉授業で理解しきれていないから通っているのに…多くの塾生の中で、目立つ方ではなかった娘は完全に取り残されていました。こんなことで受験戦争を勝ち抜けるのかと、私は悶々とした気持ちで過ごしていました。

そんな折、ママ友から「赤坂にすごくいい塾がある。厳しいけど、きっと成績は上がるらしい。」という噂を聞いて、藁をもつかむ気持ちで電話をかけました。夜遅い時間帯の電話で、本来ならば受験生の入塾は締め切っている時期でしたが、木村先生は私の話にじっと耳を傾け、入塾を許可してくださいました。本当にありがたかったです。あのときのことは一生忘れません。

数学が特に苦手だった娘に、先生方は問題を解くのに必要な知識や考え方を、何度も何度も繰り返し教えてくださいました。細やかな指導、時には厳しい指導、それらはいつも愛情がこもっていました。

きめ細かい授業を通して、娘の苦手意識は少しずつ薄れ、解けることへの喜びを感じられるようになりました。そして、失っていた自信を少しずつ取り戻した娘は、無事に志望校に合格することができました。

高校に進学してからも、娘はシナプスに通い続けました。

当時の私はかなりダークな教育ママでした。娘が高校に入学した直後から、大学進学に向けてあれこれ口出しし、試験の点数に一喜一憂しては、いつもイライラしていました。テストで点数が取れないことが続いた時には、先生方に「シナプスに通っている意味が本当にあるのでしょうか?」と、きついことを言ってしまったこともありました。あの時は本当にごめんなさい。

しかし、思い通りに子どもを育てようとして私が空回りしていることを、木村先生は見抜いておられました。高1の夏休み前の懇談のときでした。木村先生から「お母さん、一生懸命すぎます。娘さんのためだけに時間を使うのではなく、ご自分のために時間を使ってください」と言葉をかけられました。

私はハッとしました。自分のために時間を使うと言われても、趣味も、やりたいこともすぐに思いつかなかったのです。それぐらい当時の私は追い込まれていたのですが、そんな私の精神状態が、娘にプレッシャーを与え、追い込んでしまっていたことに、ようやく私は気がつきました。

あれこれ考えて、歴史に興味があったことを思い出した私は、歴史物のドラマを観たり、歴史資料館などに足を運んだりする時間を作るようにしました。歴史の難しさや面白さを再発見するうちに、私はふと思いました。「今、娘はどんな思いで勉強しているのだろう。本当に自分のために、楽しんで勉強しているのだろうか。もう親のエゴで、子どもを振り回すのはやめにしよう。」私は、自分にとり憑いていた何かよくないものが、スーッと消えていくのを感じました。

あのときの先生の言葉がなかったら、私たち親子はどうなっていたか…子どもだけでなく保護者のメンタルにも細やかに気を配り、点数には現れないがんばりについても教えてくださったり、励ましやアドバイスをくださったりしました。懇談以外でも、LINEで気軽に相談できる体制が整っていることも大変ありがたかったです。心から感謝しております。

シナプスの先生方はいつも前向きで新しいことに挑戦するバイタリティ溢れた方たちです。そんな先生方の生き方を間近で見ることができたのも、とても良い経験だったと感じています。

娘には、勉強内容の難しさにくじけそうになったり、諦めてしまいそうになったりすることが何度もありました。そんな時、何度も何度も気象予報士の試験に挑戦している松橋先生の努力、ひたむきに挑戦する姿勢に感銘を受けたそうです。「大人だってがんばってるんだ!夢をあきらめないって素晴らしい!」先生方から温かいご指導と、夢に向かう勇気をいただいた娘は、夢のまた夢だと思っていた指定校推薦で、第1志望の大学に進学することができました。

こんな親子を見限ることなく、寄り添い続けてくださった先生方のおかげで勝ち取れた合格です。本当にありがとうございました。

シナプスでは、学校の勉強だけではなく生きていく上での大切なことをたくさん学べました。人生伴走塾。ふらっと立ち寄れる、実家のような雰囲気が大好きです。これからも末永くよろしくお願いします。