「大学受験」。それは私の想像を遥かに超えていました。高校三年生の春までは部活一本で受験勉強はほとんどしていませんでした。三年生になり、いよいよ本格的に受験勉強が始まりましたが、周りに気をとられて自分が見えなくなりました。ただ国立にいけたらいいという中途半端な思いで三年生の半年が過ぎました。
シナプスには九月から入りました。シナプスに行けばなんとかなるだろうと思っていたけど違いました。自分がないため、焦りと不安でただのダラダラした勉強になってしまいました。何度も何度も先生と話し、悩み、泣きました。
私の一番の不安は得意科目がないことでした。高校での勉強は嫌いだったし、模試の結果も悲惨でした。でも日本史だけは何故か好きでした。「よし!日本史を頑張ろう。」そして十二月にようやく、志望大学が決まりました。毎日毎日ひたすら勉強しました。しかし、センター試験は大失敗でした。国立なんて受ける状態ではありませんでした。だから絶対に私立の第一志望は受かろう、落ちるもんか!と心に決めました。それから二週間は、なにがなんでも赤本を集中してやりました。問題を時間測って解き、間違えた所を納得いくまで調べるという順番で勉強しました。あっという間に過ぎて、いよいよ本番です。試験日が連続していて、毎日へとへとになって帰りました。なんとか乗り越え、悲願の第一志望合格を勝ち取りました。
今回の受験で私が皆さんに伝えたいことは、「何か一つ自信が持てるものをつくる」「自分をつらぬく」この二つは必ずもっていてください。私のように焦って欲しくありません。皆さんの願いがかなうように応援してます。
最後に、木村先生、松橋先生、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
やっぱりシナプス。シナプス生でよかった!
* 愛知学院大学経営学部、商学部にて特待生資格取得