突然ですが、皆さん、「オーディオブック」はお使いですか?
私は最近よく活用して、車での移動中や何かをしながら聴いています。
先日、かの有名な「斉藤一人」さんの著書を聴いたところ、「なるほど!」と思うお話がありました。
それは「イチローをイチローたらしめる理由」です。
イチローといえば、「すごい人」です。
何が凄いのかというと・・・
・日本で3年連続最優秀選手に選ばれる
・ゴールデングラブ賞を7年連続受賞
・メジャー移籍後も、新人賞、最優秀賞、首位打者、盗塁王、最多安打、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞を総なめ。
・MLBでは2001年のデビューから2010年にかけて【10年連続】200本安打を達成。これはMLB記録となっている。また、オールスター連続出場、打率3割超え、ゴールドグラブ賞の受賞もすべて10年連続で達成している。
・1920年のジョージ・ シスラーによるシーズン257本安打という記録を、イチローは2004年に更新。シーズン262安打を放った。実に84年ぶりの快挙。
・2000年にシアトル・マリナーズへ移籍。野手として日本初のメジャーリーガーとなった。メジャー1年目の2001年に打率.350を放ち、首位打者を獲得。日本人として初の打撃タイトルを獲得したのもイチロー。
・2016年の6月、敵地パドレス戦で先発出場した際、第5打席で二塁打を打ち、日米通算安打でMLB最多安打記録を更新。プロ野球における通算最多安打の世界記録としてギネス記録にも認定された。
・・・などなど、他にも世界的記録を多く打ち立て、
常に世界記録だけでなく自身の記録をも超え続けている人です。
こんなにすごいと、イチロー選手に生まれつきに備わった野球の才能と、誰にも真似できないほどの努力する才能があるんだろうという気になりますよね。
彼にはかなわないと思ってしまいます。
ですが、斉藤一人さん曰く「イチローがイチロ―だけであそこまでになったのではない。実は、彼の祖先の人々が、その生涯においてずっと何かにチャレンジし続けてきた積み重ねだ。その努力と積み重ねたものを次の祖先の方が受け継ぎ、自分の代でさらにその才能を育て続けてきて、ようやく何代か後のイチロー選手の人生で、たまたま努力の花が開いたのだ」と。
だから、自分が輝かしい成績が出せないのはなぜ?
自分の努力が足りないから?
私はどうせダメなんだ・・
と思う必要はない。
努力した結果が、今回の人生で花開かなくても決して無駄ではない。
自分のチャレンジや今の努力は、いづれ自分の何代か後の人のためになる。
だから、今与えられたことを懸命にやるのはよいことだ。
と、一人さんはおっしゃっていました。
私はこのお話を聞いて、妙に合点がいきました。
人の活躍に焦ったり、落ち込んだりしがちな私でしたが、そう考えること自体、頑張って私の代まで努力を受け継いできてくれた先祖や、この先繋いでいく子孫に申し訳なくなりました。
まず自分の代で私は何をするのか?を考え、それを着実にやっていこう!と思います。
皆さんも、今努力していることがすぐに実らなくても、見えないところでその努力は確実に輝かしい結果へと繋がっていますので、前向きに頑張りましょうね!
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